佐古木・十四山(弥富市)

2009年4月12日・18日撮影

佐古木(さこぎ)は愛知県の西部、弥富市の北東端に位置するまちです。富吉弥富に挟まれて目立たない小さなまちですが、名古屋へのアクセスが便利なことから宅地化が進み、現在は弥富市第二の市街地になっています。
十四山(じゅうしやま)は佐古木地区の南東に広がる地域で、2006年までは十四山村という独立した村でした。佐古木駅に近い北部はやや宅地化が進んでいますが、交通が不便な南部はのどかな農村風景が残っています。また、明治時代に旧東海道のバイパスとして造られた前ヶ須街道が通っており、現在はひっそりしているものの、かつて賑わった面影が感じられます。


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佐古木駅前の通り

佐古木駅前の通り(県道109号)

佐古木駅前を北西から南東に向かって通る道。
写真は佐古木駅からしばらく北西へ進んだところ。このまま進むと愛西市の佐屋方面へ至る。

2009/04/18撮影

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近鉄佐古木駅

近鉄名古屋線の駅で、改札は地下にある。普通と準急が停まり、名古屋駅までの所要時間は15-20分程度。

2009/04/18撮影

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佐古木駅北口前風景

駅前には小規模ながら商店街が形成されている。

2009/04/18撮影

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佐古木駅前の通り(県道109号)

佐古木駅前の踏切から北を眺めたところ。

2009/04/18撮影

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佐古木駅前の通り(県道109号)

国道1号との交点(佐古木交差点)から北を眺めたところ。

2009/04/18撮影

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佐古木駅前の通り(県道109号)

国道1号との交点(佐古木交差点)から南へ進んだところ。

2009/04/18撮影

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Yストア佐古木店

ヨシヅヤ(本店:津島市)系列の食品スーパー。佐古木駅前の通り沿いに建つ。

2009/04/18撮影

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佐古木駅前の通り(県道109号)

このあたりが旧弥富町と旧十四山村の境界になる。

2009/04/18撮影

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交差点の真ん中にあるお堂

交差点の真ん中にありロータリー状になったお堂。佐古木駅から南東へ1kmほど行った集落の中(鮫ヶ地2丁目)にある。「平成八年愛知県地方振興事業により製作」と書かれているが、どういったものなのかよくわからない。
十四山地区は、ここ以外にも至るところにお堂が祀られている。

2009/04/18撮影

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前ヶ須街道(明治の東海道)

前ヶ須街道(明治の東海道)

前ヶ須街道は、明治初期に旧東海道のバイパスとして作られた道路で、熱田から南陽、十四山を経て弥富の前ヶ須までを結んでいた。
1934年に新しい国道1号が蟹江経由で建設され、こちらは寂れてしまったが、わずかながら街道の面影が残っている。

2009/04/18撮影

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前ヶ須街道(明治の東海道)

2009/04/18撮影

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前ヶ須街道(明治の東海道)

かつては十四山村で唯一の商店街だったが、現在はところどころにお店が点在するのみだ。
この付近には「明治天皇西蜆御休所」の碑があり、街道として栄えていたことを物語っている。また、かつては丸型ポストを模したモダンな局舎の十四山郵便局もこの近くにあったそうだが、1969年に移転した。

2009/04/18撮影

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前ヶ須街道(明治の東海道)

左側は山神社、右側は神明社。水害の多い土地だったため、高い石垣の上に鎮座している。
街道はこの先で、西尾張中央道(県道66号)によって分断されている。

2009/04/18撮影

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前ヶ須街道(明治の東海道)

2009/04/18撮影

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前ヶ須街道(明治の東海道)

県道103号との交点から西を眺めたところ。

2009/04/18撮影

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県道103号(前ヶ須街道)

上の写真の地点から東へ進んだところ。このあたりはかつての海岸堤防の上に道路が通っている。
前ヶ須街道のルートは、ここから先は県道103号に沿って北上し、蟹江町をかすめて善太橋・日光大橋・河合小橋を渡る。

2009/04/18撮影

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県道103号

前ヶ須街道との交点から南へ進んだところ。さらに南へ行くと、飛島村の飛島銀座通りに至る。

2009/04/12撮影

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