富吉・永和(愛西市・海部郡蟹江町)

2006年10月27日、2009年3月17日・4月12日撮影

富吉(とみよし)・永和(えいわ)は愛知県の西部、愛西市(旧佐屋町)と蟹江町に跨がるまちです。
戦前まではのどかな田園地帯だったところですが、1964年に近鉄富吉駅が新しく開設され、同時に大規模な住宅団地が建設されました。駅周辺には商店街も続々と作られ、現在では一つのまとまった都市となっています。
建設当初は先進的なニュータウンの雰囲気だったと想像されますが、すでに半世紀近くが経ち、現在は適度にレトロな情緒を醸し出しています。


Mapionのマークをクリックすると、撮影場所の地図が開きます。

富吉中央通り

富吉駅北口

近鉄名古屋線の駅。準急も停車する。大きな車庫が併設されており、準急・普通はこの駅で折り返す電車も多い。
愛西市と蟹江町に跨ったところに建っているが、所在地としては蟹江町に属する。

2009/04/12撮影

Mapion

富吉中央通り商店街

富吉駅北口から北へ伸びる通り。旧海部郡ではおそらく唯一の片屋根式アーケードが設置されている。
この商店街は珍しいことに道路が愛西市と蟹江町の境界になっており、向かって左(西側)が蟹江町、右(東側)が愛西市になる。大まかに見ると愛西市は蟹江町より西の方に位置しているのだが、このあたり一帯は市町境が入り組んでいるのでややこしい。

2006/10/27撮影

Mapion

富吉中央通り商店街(蟹江町側)

西側の歩道。こちらは蟹江町に所属する。

2009/04/12撮影

Mapion

富吉中央通り商店街(蟹江町側)

2009/04/12撮影

Mapion

富吉中央通り商店街(愛西市側)

こちらは愛西市に所属する東側の歩道。2005年に合併するまでは佐屋町(さやちょう)だった。
道路の両側でデザインが統一され、一体感のある商店街のように見えるが、所属する自治体も異なれば、当然町内会なども別々に組織されている。

2009/04/12撮影

Mapion

富吉中央通り商店街

商店街の北端から南を眺めたところ。この写真では、向かって左が愛西市、右が蟹江町になる。
突き当たりに見えるのが富吉駅で、商店街は100mほどと非常に短い。この周辺には富吉台団地が形成されている。

2009/03/17撮影

Mapion

富吉本通り

富吉本通り商店街

富吉駅北口から西へ伸びる通り。こちらは道路の両側とも蟹江町に属する。

2009/04/12撮影

Mapion

富吉本通り商店街

2009/04/12撮影

Mapion

富吉本通り商店街

県道462号との交点から東を眺めたところ。こちらの商店街も200mほどと短い。

2009/04/12撮影

Mapion

富吉駅南口

富吉南商店街

富吉駅南口の駅ビル(近鉄富吉第2ビル)の1階にある商店街。2階より上は住宅になっている。
この周辺も概ね蟹江町に属する。

2009/04/12撮影

Mapion

富吉駅南口前の通り

南口周辺は高層住宅団地が林立しており、お店は少ない。
写真は国道1号との交点(富吉駅南交差点)から北を眺めたところ。突き当たりに見えるのが富吉駅。

2009/04/12撮影

Mapion

国道1号

国道1号

県道462号との交点(富吉交差点)から東を眺めたところ。
ちょうどここが愛西市と蟹江町の境界になっているので、中央に「蟹江町」の標識が見える。

2009/04/12撮影

Mapion

国道1号

蟹江警察署前の歩道橋から西を眺めたところ。このあたりが富吉駅南口の駅前にあたる。

2009/04/12撮影

Mapion

国道1号

蟹江警察署前の歩道橋から東を眺めたところ。ロードサイド店舗が連なる。
さらにこのまま東へ進むと蟹江市街に至る。

2009/04/12撮影

Mapion

県道125号・462号

県道462号

富吉・永和地区を南北に貫く通り。このあたりは蟹江町側になる。

2009/04/12撮影

Mapion

県道462号

蟹江町・愛西市境から南(蟹江町側)を眺めたところ。ここから北は愛西市となる。
このあたり一帯はもともと「永和村」という独立した村だったが、1956年に4つに分割され、それぞれ津島市・佐屋町(現:愛西市)・蟹江町・十四山村(現:弥富市)に編入されてしまった。そのため、現在「永和」という地名は存在せず、駅名や学校名などに残るのみである。

2009/04/12撮影

Mapion

県道462号

永和駅前の通りとの交点付近。ここから先は県道125号となる(厳密にはJR関西線の踏切の前後のみ県道114号になっている)。

2009/04/12撮影

Mapion

県道125号

永和駅の北西、佐屋東駐在所前から南東を眺めたところ。このあたりは津島市との境界も入り組んでいてややこしい。
ここからさらに北西へ進むと佐屋市街に至る。

2009/04/12撮影

Mapion

永和駅周辺

JR永和駅

JR関西線の駅。富吉駅と比べると格段に規模は小さいが、名古屋までの運賃が安いことや、近年は便利なダイヤに改善されつつあるため、利用者はかなり多い。

2009/04/12撮影

Mapion

永和駅前風景

1929年に永和駅が開業した頃から商店街が形成されたが、現在は衰退している。

2009/04/12撮影

Mapion

永和駅前の通り

商店街の名残は感じられるが、営業しているお店はあまり多くない。

2009/04/12撮影

Mapion

最後までご覧いただき、ありがとうございます。




愛知県に戻る

TOPページに戻る




inserted by FC2 system