お千代保稲荷(海津市)

2007年2月19日、2010年11月27日、2012年1月8日・12月2日、2013年2月26日撮影

千代保稲荷神社(ちよぼいなりじんじゃ)は岐阜県南西部の海津市平田町にある神社で、地元では「お千代保稲荷(おちょぼいなり)」、あるいは「おちょぼさん」と親しみを込めて呼ばれています。商売繁盛の神様として知られており、名古屋・岐阜近郊で自営業をされている方の中には、月に一度は必ず参拝に行くという方が少なからずいらっしゃいます。また、伏見稲荷(京都府)・豊川稲荷(愛知県)と並ぶ日本三大稲荷のひとつとされ、参拝客は年間約250万人とも言われています。
この神社の魅力は何といっても参道の賑やかさにあり、多種多様なお店が建ち並ぶその光景はまるで縁日のようです。のどかな田園地帯のど真ん中にありながら、参道沿いだけが賑わっているのもまた独特な景観となっています。


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千代保稲荷神社境内

表参道入口

参道の中ほどにある境内への入口。参拝客は、通常はここから境内に入る。

2010/11/27撮影

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表参道

燈明場に続く表参道には、アーケード状の屋根が設けられている。
お千代保稲荷では、燈明場にロウソク、精霊殿に油揚げをお供えするのが習わしで、表参道にはその2つを数十円のセットで販売するお店がある。

2010/11/27撮影

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精霊殿(拝殿)

千代保稲荷神社は、大祖大神、稲荷大神、祖神を主祭神とする神社。平安時代に、源義家の子・義隆が「先祖の御霊を千代に保て」と与えられた宝剣を祀ったのが始まりとされ、「千代保稲荷」の名称もこれに由来する。
現在は商売繁盛の神様として親しまれ、格子戸には営業マンの名刺もたくさん突き刺さっている。また、名古屋市千種区(名古屋大学の近く)には名古屋支所がある。

2010/11/27撮影

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平和祈念館側の入口

西側から境内に入る入口。

2010/11/27撮影

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参道(南口大鳥居〜境内入口)

南口大鳥居

600mほど続くお千代保稲荷の参道には、南口と東口の2つの入口があり、それぞれに大鳥居がある。
写真は参道の南の入口、県道213号との交点にある大鳥居。周辺には参拝客用の駐車場が広がっており、少し離れたところには、岐阜羽島駅・石津駅に向かう海津市コミュニティバスのお千代保稲荷バス停がある。
かつてはこの東側に、岐阜バスのバスターミナルと案内所があった。

2010/11/27撮影

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参道

南口大鳥居からしばらく北に進んだところ。左手に見えるのは、荷席稲荷神社の鳥居。

2010/11/27撮影

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参道

平田三郷簡易郵便局の前から北東を眺めたところ。
南口から入ると、最初は北に向かっていた参道が徐々に右にカーブし、東に向かうようになる。

2010/11/27撮影

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参道

串かつ、どて煮、川魚料理(鰻、鯉、鯰、モロコ等)、草餅、漬物などがこの地の名物として知られ、参道沿いにはそれらを扱うお店が点在している。

2010/11/27撮影

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参道

縁起物を扱うお店の他、青果店、飲食店、衣料品店なども目立つ。

2010/11/27撮影

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参道

常設の店舗だけでなく、混雑期(年末年始、月末月始等)は屋台が出ることもある。

2012/01/08撮影

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参道

参道の中ほどにある中鳥居の前で。ここが参道のちょうど中間地点になる。
ここから南口大鳥居までは大尻地区、ここから東口大鳥居までは須脇地区と分かれており、発展会も別組織となっている。

2012/12/02撮影

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参道

中鳥居の前からしばらく北東に進んだところ。

2012/01/08撮影

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参道

平和祈念館前の通りとの交点から南西を眺めたところ。

2012/12/02撮影

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参道

写真にカーソルを重ねると、混雑時(2012年正月)の同じ場所の写真が見られます。
千代保稲荷神社の境内前から南西を眺めたところ。年末年始や月末月始は混雑し、特に正月三が日は入場制限が出るほど。

2012/01/08撮影・2013/02/26撮影

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参道

境内に隣接するこのあたりは特に人通りが多い。

2010/11/27撮影

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参道(境内入口〜東口大鳥居)

参道

お千代保小路との交点から東を眺めたところ。
左奥に見えるのは、参道の中でも特に有名な串カツの老舗、「玉家」。いつも人だかりができている。

2012/01/08撮影

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参道

東口大鳥居の手前から西を眺めたところ。

2010/11/27撮影

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東口大鳥居

写真にカーソルを重ねると、約6年前の同じ場所の写真が見られます。
参道の東端にある大鳥居。南口大鳥居と同様、周辺には参拝客用の駐車場が広がっている。

2013/02/26撮影・2007/02/19撮影

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参道から続く通り

東口大鳥居を東に抜けた後も、わずかながら商店が続いている。

2010/11/27撮影

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参道から続く通り

東口大鳥居からさらに東に進んだところ。途端に閑散とした雰囲気になる。

2010/11/27撮影

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東口大鳥居周辺の遠景

東口大鳥居を遠くから眺めたところ。お千代保稲荷の門前町が広大な田園地帯の中にあることが分かる。
遠くには冠雪した藤原岳(三重・滋賀県境)が見える。

2013/02/26撮影

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その他の通り

白髭神社

お千代保稲荷の参道から少し脇に入ったところにある小さな神社。

2010/11/27撮影

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白髭神社前の通り

お千代保稲荷の参道から東に延びる脇道。わずかながら商店が点在する。

2010/11/27撮影

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早川邸

早川邸はお千代保稲荷参道の西側に建つ大豪邸。大きな蔵と庭園を持ち、石垣を築き上げた「水屋」と呼ばれる低地ならではの建築様式になっている。

2010/11/27撮影

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荷席稲荷神社

荷席(かせき)稲荷神社は、お千代保稲荷の参道沿いに建つ神社。時期は定かではないが、早川家の先祖が、早川家と地域の鎮守として創設したものといわれる。忘れ物・探し物に霊験があるといわれる。

2010/11/27撮影

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平和祈念館前の通り

千代保稲荷神社境内の西側を南北に抜ける通り。北側(平田公園方面)からの参拝ルートになっていて、それなりに人通りがある。

2010/11/27撮影

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お千代保小路

お千代保小路・名店横丁は、千代保稲荷神社境内の東側にある長屋風の商店街。
和食店、喫茶店、菓子店、衣料品店、刃物店、ダンススタジオなど、多種多様なお店が軒を連ねる。

2010/11/27撮影

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神明神社

千代保稲荷神社境内の裏手にある神社。イチョウの大木がある。

2010/11/27撮影

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ふるさとアベニュー

東口大鳥居から南に延びる通り。ここにも数軒のお店が建ち並んでいる。

2010/11/27撮影

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県道213号

県道213号

県道213号(養老平田線)は、南口大鳥居の前を東西に抜ける幹線道路。
写真は南口大鳥居の前から西を眺めたところ。ここから西へ2kmほど行くと、平田町の中心街である今尾地区に至る。

2013/02/26撮影

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県道213号

南口大鳥居を西側から眺めたところ。単なる郊外の風景で、参拝客向けのお店はほとんど無い。

2010/11/27撮影

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県道213号

南口大鳥居の前から東を眺めたところ。このまま東に進むと県道1号となり、南濃大橋を経て羽島市方面に至る。

2013/02/26撮影

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