白川郷とその周辺(大野郡白川村・高山市)
2007年3月8日・9日撮影
岐阜県の北部、世界遺産の合掌造り集落で有名な白川郷です。ここでは荻町地区の合掌造り集落を中心に、平瀬温泉郷、せせらぎ街道などを紹介します。3月に訪れたのですが、突然の雪に見舞われて大変でした。しかし、雪の景観も風情があっていいものです。
※Mapionのマークをクリックすると、撮影場所の地図が開きます。
荻町合掌造り集落 本通り
本通り付近より
白川村の中心地にして、最大の合掌造り集落である荻町地区。
2007/03/08撮影
本通り
荻町の中央を貫く本通りは、土産物屋や飲食店などが多く、人通りも多い。
和田家
本通りの北部からやや東へ入ったところにある。大きなアカマツの木が目立つ。ここは代々名主を務めてきた和田氏の邸宅で、現在も住居として使われているが、内部の見学が可能。国指定重要文化財。
荻町合掌造り集落 東通り
東通り
本通りの東側を通るのが東通り。こちらも合掌造りの建物が多い
明善寺庫裡
東通り沿いにある浄土真宗明善寺の庫裡。約200年前の築。高さ15m、建物面積100坪で、白川村最大の合掌造り建築。内部は郷土館となっている。
明善寺鐘楼門
庫裡だけでなく、鐘楼門、本堂など全ての建物が茅葺きで、このような寺院は全国的にも珍しいという。
本通りと比べると人通りも少なく、落ち着いた印象。
中央に見えるのは神田家。和田家の分家で、こちらも内部の見学ができる。
長瀬家
こちらも内部が公開されている。数年前、屋根の葺き替え作業がNHKのドキュメント番組で紹介された。
平瀬温泉郷
旧白川街道
平瀬温泉郷は荻町合掌造り集落から南へ約10kmのところにある。国道156号の旧道にあたるこの道が平瀬温泉郷のメインストリート。
平瀬温泉郷の南端部。
御母衣湖・尾神郷川
平瀬温泉郷からさらに南へ10kmほど行った、国道156号の尾神橋より。山水画のような景色だ。ここが白川村と高山市(旧荘川村)の境になる。
飛騨せせらぎ街道
白川郷からは少し離れているが、高山から郡上八幡への抜け道である飛騨せせらぎ街道より。標高約800m。高山市(旧清見村)。
2007/03/09撮影
せせらぎ
せせらぎ街道沿いには、このような清流があちこちに流れている。
キツネ?の足跡
上の写真の近くで見かけた。尻尾の跡と思われるひとすじの線が続いているので、おそらくキツネだろう。
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