新瑞(名古屋市瑞穂区・南区)

2006年8月18日、2008年1月16日・10月7日撮影

新瑞(あらたま)は名古屋市中心部のやや南東寄りに位置する、新瑞橋(あらたまばし)交差点を中心としたエリアです。新瑞という正式な地名はなく、また交差点名や駅名は「新瑞橋」ですが、地元ではこの地域一帯の通称として「新瑞」と呼ばれているので、このページでもそれに従います。
新瑞橋交差点は、瑞穂通・新郊通(市道環状線)と妙音通・弥富通が交差する交通の要地で、その真下には地下鉄桜通線と名城線が交わる新瑞橋駅があります。地下鉄が開業する前は市電のターミナルがあり、新瑞の街は市電の開通とともに発展してきました。現在、駅にはバスターミナルも併設されており、周辺はいつも通勤・通学客で賑わい、中規模程度の繁華街となっています。また、ほど近いところには名古屋グランパスエイトのホームスタジアムである瑞穂陸上競技場や、桜の名所として有名な山崎川もあります。


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瑞穂通・新郊通(市道環状線)周辺

瑞穂通

瑞穂通・新郊通(市道環状線)は、新瑞地区の中央を南北に貫く通り。真下を地下鉄桜通線が通っている。瑞穂区は大まかに見て、この瑞穂通を境に西側が下町、東側が山手の雰囲気となる。
写真は新瑞橋交差点の北側あたり。北へ進むと桜山方面へ至る。

2008/10/07撮影

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瑞穂通

妙音通・弥富通と交差する新瑞橋交差点から北を眺めたところ。

2008/10/07撮影

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瑞穂通

新瑞橋交差点から南東を眺めたところ。駅周辺は飲食店やオフィスビルが集まっている。
この坂道を上ると、山崎川に架かる新瑞橋がある。

2008/10/07撮影

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瑞穂通

新瑞橋への坂道から北(新瑞橋交差点方面)を眺めたところ。

2008/01/16撮影

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瑞穂通の1本東の通り

新瑞橋交差点の南東側の路地。こちらもお店が多い。

2008/10/07撮影

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瑞穂通

新瑞橋の北詰から北(新瑞橋交差点方面)を眺めたところ。瑞穂区の標識が見える。

2008/10/07撮影

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新瑞橋

新瑞橋は、瑞穂区と南区の境を流れる山崎川に架かる橋で、駅名・地域名の由来となった。昼夜を問わず人通りが多い。

2008/10/07撮影

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山崎川

新瑞橋から北東を眺めたところ。新瑞橋駅に近いため、川沿いは商業ビルが多い。

2008/10/07撮影

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山崎川

新瑞橋から北西を眺めたところ。水辺に近く、潤いのある風景だ。

2006/08/18撮影

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新郊通

新瑞橋の南詰から南を眺めたところ。これより先は南区となり、また瑞穂通は新郊通と名前を変える。
このあたりは菊住(きくすみ)という地名だが、これは近隣の地区に対して秋の花である「菊」、そして住友電工の大きな工場があったことから「住」の字を組み合わせて名付けられた、比較的新しい地名。長らく住友電工とともに街も発展してきたが、工場は2004年に閉鎖となり、跡地には高層マンションとイオンモールができる予定。

2008/10/07撮影

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新郊通

通り沿いにはユニーサンテラス(現:ピアゴ)新瑞店、さらに隣接してあかのれんとエイデンがあり、いつも人通りが多く賑わっている。2009年の夏にははす向かいにイオンモールがオープンする予定なので、激しい集客競争となるだろう。
ここからさらに南へ進むと笠寺へ、南西へ進むと呼続へ至る。

2008/10/07撮影

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妙音通・弥富通周辺

妙音通

妙音通・弥富通は、新瑞地区の中央を東西に貫く通り。真下を地下鉄名城線が通っている。
写真は新瑞橋交差点から西を眺めたところ。ここからさらに西へ進むと堀田方面へ続く。
1179年、太政大臣の藤原師長は平清盛のクーデターによって都を追われ、このあたり(当時の井戸田村)に流されて来た。師長は都を懐かしみながら、いつも白菊の琵琶を奏でていたという。「妙音通」という名前は、この琵琶の音色から名付けられたといわれ、さらにこの近くには「師長町」や「師長橋」もある。
やがて師長はこの地の娘と恋に落ちたのだが、数年後、許しを得て都に帰ることになった。娘は別れを悲しんで、ここから10kmほど北西に行った庄内川で、形見の琵琶とともに身を投げたという。その場所が現在の「枇杷島」(西区)である。
10kmも離れた場所にあるこれらの地名は、800年以上前の悲しい伝説に由来しているのだ。

2008/10/07撮影

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新瑞橋交差点

瑞穂通と交差する新瑞橋交差点。中央のビルの下には、上述の藤原師長の伝説にちなんだ琵琶のモニュメントがある。
かつてここには市電の新瑞橋駅があったが、1974に廃止となり、同時に地下鉄の新瑞橋駅が開業した。当初は名城線のみの終着駅だったが、1994年に桜通線が開業、さらに2004年には名城線が延伸して環状化し、新瑞橋駅はますます重要な拠点となった。

2008/10/07撮影

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弥富通

新瑞橋交差点から東を眺めたところ。周辺一帯にはあらたま商店街が形成されている。

2008/10/07撮影

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弥富通の1本北の通り

新瑞橋交差点の北東側の路地。概ね住宅街だが、ところどころに商店もある。

2008/10/07撮影

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新瑞橋バスターミナル

新瑞橋交差点の南東、地下鉄新瑞橋駅5・6番出口に隣接して設けられている市バスのターミナル。主に天白区・緑区方面への市バスが発着している。構内はちょっとしたショッピングモールになっている。
名城線環状化以前や桜通線開業以前は、今よりもさらにバスの本数が多かったようだ。

2008/10/07撮影

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弥富通

落合橋の西詰から西を眺めたところ。左手に新瑞橋バスターミナルが見える。

2008/10/07撮影

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弥富通

落合橋を東へ渡ったところ。通り沿いにはあらたま東商店街が形成され、商店や飲食店などが建ち並んでいる。

2008/10/07撮影

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弥富通

弥富通2丁目交差点の歩道橋から西を眺めたところ。通り沿いは商店やマンションが多いが、一歩奥に入ると閑静な住宅街となる。

2008/10/07撮影

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