吹上・川名(名古屋市千種区・昭和区)

2008年10月10日・2009年10月29日撮影

吹上(ふきあげ)・川名(かわな)は名古屋市街の東部、千種区の南部から昭和区の北部にかけて広がるまちです。繁華街からは少し離れた、いわゆる下町の住宅街になります。
この地区には、名古屋と信州飯田を結ぶ飯田街道(現在の国道153号に相当)が北西から南東へ斜めに貫くように通っており、昔から人々の往来が多かったことから発展してきました。また、名古屋工業大学や名古屋大学、南山大学などが近隣に立地することから、学生街としての一面も持ち合わせています。


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古井ノ坂商店街(飯田街道)

古井ノ坂商店街

古井ノ坂商店街

古井ノ坂(こいのさか)商店街は、旧飯田街道のうち、地下鉄吹上駅から北西に延びる通り。戦前はこのあたりで最も賑やかな商店街だったという。
写真は古井ノ坂交差点から北西を眺めたところ。

2009/10/29撮影

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古井ノ坂商店街

古井ノ坂商店街

1979年までこの通り沿いは「千種本町」という地名だった。

2009/10/29撮影

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古井ノ坂商店街の裏路地

古井ノ坂商店街の裏路地

千種一丁目交差点から南西に延びる通り。このまま進むと栄エリアの東陽通り商店街に続く。

2009/10/29撮影

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古井ノ坂商店街

古井ノ坂商店街

千種一丁目交差点から北西に進んだところ。

2009/10/29撮影

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古井ノ坂商店街

古井ノ坂商店街

千石小学校南交差点から北西を眺めたところ。奥に見えるのはJR中央線の高架で、この右側に千種駅がある。
この高架をくぐると、中区新栄エリアの菊里町商店街に続いている。

2009/10/29撮影

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飯田街道商店街(吹上地区)

飯田街道商店街

飯田街道商店街

吹上駅の南西、若宮大通と阿由知通(環状線)によって旧飯田街道が分断されているところ。このあたりは昔ながらの街並みが続く。

2008/10/10撮影

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飯田街道商店街

飯田街道商店街

吹上駅の南東、阿由知通1交差点から南東を眺めたところ。商店街の入口には「飯田街道」と書かれたアーチがある。

2008/10/10撮影

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飯田街道商店街

飯田街道商店街

この道路が千種区と昭和区の境界になっている。写真の左側が昭和区で、右側が千種区。

2008/10/10撮影

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飯田街道商店街

飯田街道商店街

商店街の南東端、旧塩付街道との交点付近で。ここにもアーチが設置されている。
ここから東は昭和区となり、川名本町商店街と名前が変わる。

2008/10/10撮影

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川名本町商店街(飯田街道)

川名本町商店街

川名本町商店街

旧飯田街道のうち、川原神社を中心としたエリアは川名本町(かわなほんまち)商店街と名前が変わる。
元々はこの付近の農村の中心街に過ぎなかったが、昭和初期になると周辺の宅地化が進み、近隣商店街として発展した。

2008/10/10撮影

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川名本町商店街

川名本町商店街

川名本町バス停付近から北西を眺めたところ。

2008/10/10撮影

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川名本町商店街

川名本町商店街

川原神社付近で。

2008/10/10撮影

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川原神社

川原神社

川名本町商店街の中心に鎮座する神社。境内の池に弁財天が祀られていることから、地元では「川名の弁天様」として親しまれている。
毎月3と8の付く日は朝市が開かれ、多くの人出で賑わう。

2008/10/10撮影

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川名本町商店街

川名本町商店街

弁天前バス停付近から北西を眺めたところ。
川原神社に近いため門前町らしい雰囲気が残っている。昔はこの付近に旅人相手の茶店が並んでいたそうだ。

2008/10/10撮影

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川名本町商店街

川名本町商店街

山崎川に架かる川名大橋付近から西を眺めたところ。この近くには珍しい「マンドリン音の博物館」がある。

2008/10/10撮影

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飯田街道(川名公園予定地内)

飯田街道(川名公園予定地内)

川名本町商店街を東に進み、川原通を横断したところ。地下鉄川名駅北東のこのあたりは元々は住宅密集地だったが、防災公園を整備する計画があり、広大な更地になっている。

2008/10/10撮影

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曙通商店街

曙通商店街

曙通商店街

曙通(あけぼのどおり)は吹上エリアの南部、昭和区曙町に沿って続く商店街。
写真は北山本町商店街との交点である北山本町1交差点から西を眺めたところ。名古屋工業大学や名古屋大学医学部に近いため、学生向けのお店が多い。このまま進むと名古屋工業大学の南側を通って、鶴舞エリアの鶴舞公園にたどり着く。

2008/10/10撮影

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曙通商店街

曙通商店街

吹上小学校の南側あたりで。
この通り沿いは昭和初期から商店街として発展し、1950年代までは夜店も開かれたという。以前は片屋根式アーケードもあり、かなり賑やかな商店街だったようだ。

2008/10/10撮影

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曙通商店街

曙通商店街

曙町2交差点から西を眺めたところ。

2008/10/10撮影

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曙通商店街

曙通商店街

曙町2交差点から東を眺めたところ。

2008/10/10撮影

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曙通商店街

曙通商店街

2008/10/10撮影

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曙町2交差点から南に延びる通り

曙町2交差点から南に延びる通り

曙通と直交するこの通り沿いにもお店が集まっている。

2008/10/10撮影

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郡道(北山本町商店街)

郡道(北山本町商店街)

郡道(北山本町商店街)

郡道は笠寺呼続(南区)から滝子(昭和区)を経て、飯田街道(古井ノ坂)まで続く道。1909年に旧愛知郡によって「郡道千種街道」として整備された。愛知郡内にはいくつもの郡道があったが、代表的だったこの道路だけが現在も「郡道」と呼ばれ続けている。この郡道の北部、昭和区北山本町に沿ったあたりは北山本町(きたやまほんまち)商店街と呼ばれる。
写真は、曙通商店街との交点である北山本町1交差点付近。名古屋工業大学や名古屋大学医学部に近いため、昔から学生向けのお店が多かったようだ。

2008/10/10撮影

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郡道(北山本町商店街)

郡道(北山本町商店街)

このあたりの郡道沿いは、昭和初期から1960年代までバスが走っていたことから発展し、商店街となった。この西側の山脇町あたりは、戦前は高級住宅街だったという。

2008/10/10撮影

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郡道(北山本町商店街)

郡道(北山本町商店街)

昔ながらの街並みが続いている。この近くには1928年に北山市場が開設され、長年商店街の中心として栄えてきたが、大型店に押され昭和50年代に閉店した。

2008/10/10撮影

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郡道(北山本町商店街)

郡道(北山本町商店街)

さらに南に進むと、地下鉄荒畑駅前を経て滝子商店街に至る。

2008/10/10撮影

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山花町商店街

山花町商店街

山花町商店街

山花町(やまはなちょう)商店街は、川原通7交差点の東から北東に延びる通り。戦後になってから発展した、比較的新しい商店街。
写真は山花町バス停付近から南西を眺めたところ。

2008/10/10撮影

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山花町商店街

山花町商店街

このあたりは名古屋大学や南山大学に近いため、学生街らしい雰囲気も感じられる。

2008/10/10撮影

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山花町商店街

山花町商店街

このあたりは高台になっているため、1959年の伊勢湾台風で被害に遭った人たちが移住してきて発展した。

2008/10/10撮影

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山花町商店街

山花町商店街

さらに東に進むと、名古屋大学のある本山八事エリアに至る。

2008/10/10撮影

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