比良（ひら）は名古屋市の北端、山田地区（旧西春日井郡山田村）の東部に位置するまちです。
もともとはのどかな農村だったところで、名古屋と小牧・犬山方面を結ぶ小さな街道が通っていたことを除けばひっそりとしたところでした。しかし、1955年に名古屋市に吸収合併され、1960年代に大規模な市営住宅が建設されると急激に人口が増加。その後、1960〜70年代にかけて区画整理により道路網が整備され、幹線道路沿いに商店街が発達しました。さらに、1980年には国道302号が、1991年にはその高架上に東名阪自動車道（現：名古屋第二環状自動車道）が開通し、名古屋市北部の交通の要所として大変貌を遂げました。現在は各方面への市バスが頻繁に往来し、付近に巨大なショッピングモールがオープンするなど、ベッドタウンとしてさらなる発展を続けています。

県道158号

県道158号（小口名古屋線）は、地下鉄庄内緑地公園駅から北東に延び、小牧市方面に至る道。1950年代に整備され、現在は比良地区のメインストリートとなっている。
写真は国道302号との交点から少し北に進んだところ。ここからさらに北に進むと、比良新橋を渡って北名古屋市に至る。また、この少し先を左に曲がると清里町の商店街がある。

2009/01/25撮影

県道158号

蛇池神社前（西）バス停付近から北を眺めたところ。郊外型店舗が目立つ。

2009/01/25撮影

県道158号

大野木4丁目交差点から北を眺めたところ。ここからさらに南に進むと、地下鉄庄内緑地公園駅に至る。

2009/01/25撮影

県道158号の旧道（比良商店街）

比良新橋南詰で県道158号と分岐し、その東側を平行する通り。旧市街に近く、古いお店が多い。
写真は県道158号との分岐点から南を眺めたところ。

2009/01/25撮影

県道158号の旧道（比良商店街）

このあたりが比良地区の旧市街にあたる。この少し先には、隔年で山車が曳き回される六所神社がある。

2009/01/25撮影

県道158号の旧道（比良商店街）

宮裏公園の前から南を眺めたところ。奥に見える高架道路は名古屋第二環状自動車道（撮影当時は東名阪自動車道）で、その高架下を国道302号が通っている。

2009/01/25撮影

県道158号の旧道（比良商店街）

国道302号との交点（比良口交差点）から北を眺めたところ。
ここから400mほど東に進んだところには東海交通事業城北線の比良駅があるが、利用者は非常に少ない。

2009/01/25撮影

県道158号の旧道（比良商店街）

蛇池神社前（東）バス停付近から南を眺めたところ。

2009/01/25撮影

県道158号の旧道（比良商店街）

大野木5丁目交差点から少し南に進んだところ。
さらに南に進むと、庄内川の右岸堤防道路に合流する。

2009/01/25撮影

新川洗堰

新川洗堰（しんかわあらいぜき）は比良地区南部の庄内川右岸にある堰。庄内川はここだけ堤防が低くなっており、水位が上がると越流して新川に流れ込む構造になっている。
この洗堰のおかげで庄内川が氾濫することは少なくなったが、かえって新川の負担が大きくなり過ぎ、2000年9月の東海豪雨では新川決壊による被害が大きくなったことからこの洗堰の存在が取り沙汰された。
結果として翌年から対策工事が行われ、堤防は1mほどかさ上げされた。将来的には締め切られることになっている。

2009/01/25撮影

清里町の商店街

清里町（きよさとちょう）の商店街は比良地区の北西部、市営住宅（比良荘）の南側に広がる商店街。
写真は県道158号から西に進んだところ。

2009/01/25撮影

清里町の商店街

昔ながらの個人商店が中心だが、小さなローカルスーパーもある。

2009/01/25撮影

清里町の商店街

東西約350mにわたって、断続的に商店が続いている。

2009/01/25撮影

清里町の商店街

商店街の西端部で。奥に見えるのが市営住宅（比良荘）。

2009/01/25撮影

県道158号の1本西側の通り

清里町の東部、県道158号の1本西側を並行する通り。若干ながら商店の集積が見られる。

2009/01/25撮影

県道158号の2本西側の通り

上の写真の通りのさらに1本西を並行する通り。

2009/01/25撮影