田鶴浜(七尾市)

2008年10月30日撮影

田鶴浜(たつるはま)は七尾市の中央部に位置するまちで、2004年までは鹿島郡田鶴浜町という独立した町でした。古くから周辺地域の交通の要衝として栄えてきましたが、1580年、長連竜(ちょうつらたつ)がこの地を本拠とした際に、現在の街の姿が出来上がりました。この当時から続く東町、南町、中町、西町、殿町、登町、丸山町、馬場町の通称地名は、現在も町内会名として引き継がれています。さらに1650年、東嶺寺の再建にあたって尾張から指物師を招いたことがきっかけで、田鶴浜は建具のまちとして発展しました。現在も田鶴浜の建具は全国に名を知られ、町内には多くの建具店があります。


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田鶴浜駅周辺

のと鉄道田鶴浜駅

田鶴浜市街の北東端に位置する、のと鉄道(第三セクター)の駅。起点の七尾駅からの所要時間は約15分。
田鶴浜駅前を始め、田鶴浜の町内には今も丸型ポストが多く残っている。田鶴浜郵便局の局長さんが、街並みの風情を保全するために残してきたそうだ。

2008/10/30撮影

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田鶴浜駅前の通り

田鶴浜駅と国道249号との間に南北に伸びる通り。奥に見えるのが田鶴浜駅。

2008/10/30撮影

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国道249号

のと鉄道と並行して田鶴浜市街の北端を東西に貫く、比較的新しい通り。

2008/10/30撮影

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田鶴浜シンボルロード(駅前通り)

東町(駅前通り)

国道249号の田鶴浜交差点から南へ伸びる通り。この道が田鶴浜の昔からのメインストリートになる。

2008/10/30撮影

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東町(駅前通り)

このあたりは、田鶴浜の中でも特に建具店が集中している。

2008/10/30撮影

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東町(駅前通り)

2008/10/30撮影

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東町(駅前通り)

通りはゆるくカーブを描きながら、田鶴浜市街を北から西へ抜けている。

2008/10/30撮影

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中町

東町からしばらく進むと中町となる。昔はこの地域の中心街として栄え、周辺各地から買い物客が訪れたという。

2008/10/30撮影

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中町

昔ながらの建物が多く残り、落ち着いた雰囲気だ。しかし、能登半島地震では少なからず被害を受け、取り壊された建物も多いようだ。

2008/10/30撮影

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中町

2008/10/30撮影

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中町

2008/10/30撮影

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西町

さらに進むと西町となる。昔からの市街地は概ねこのあたりまで。

2008/10/30撮影

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殿町・登町

殿町

シンボルロードの1本南側を並行する通り。現在の得源寺の場所にはかつて長氏の館があり、殿町の町名もそれに由来する。

2008/10/30撮影

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殿町

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登町

殿町の東側に位置する。写真は殿町との境界から東を眺めたところ。

2008/10/30撮影

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龍翔山東嶺寺(とうれいじ)

1520年の創建で、1580年に現在の場所に移転。そして、1650年の再建の際に尾張から指物師を招いたことがきっかけで、田鶴浜は建具のまちとなった。
写真は1747年建立の山門。

2008/10/30撮影

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田鶴浜郵便局前の通り

中町

中町から登町にかけて南北に通る道。

2008/10/30撮影

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登町

左側に見える林は住吉神社・東嶺寺。

2008/10/30撮影

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登町

2008/10/30撮影

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南町

南町

南町は東嶺寺の東側に位置する。このさらに南側の高台には七尾田鶴浜バイパスが通っており、そちらが新しい市街地となりつつある。

2008/10/30撮影

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