根羽(下伊那郡根羽村)

2010年9月25日撮影

根羽(ねば)は長野県の最南端、矢作川源流の谷間に位置するまちです。
古くから、信州飯田と名古屋を結ぶ三州街道(中馬街道)と、岩村(岐阜県恵那市)・新城(愛知県新城市)に至る街道が交差する、交通の要衝として栄えてきました。また、愛知県豊田市に隣接し、1571年までは三河国に属していたことから、現在も愛知県との結びつきが強いところです。
宿場としての役割を終えた今はひっそりとした雰囲気ですが、旧三州街道は国道153号に生まれ変わり、愛知県方面からの観光客も多く賑わっています。


Mapionのマークをクリックすると、撮影場所の地図が開きます。

国道153号(万場瀬・下町)

国道153号(万場瀬)

国道153号は、根羽の中心街を西から北にかけて貫通するメインストリート。ほとんどの区間がかつての三州街道にあたる。
写真は根羽郵便局付近で。このあたりは通称「万場瀬(まんばせ)」と呼ばれる。
右手に見える食料品スーパーは、2008年ごろまではスパー根羽店だったが、現在は個人経営の「住岡屋商店」になっている。

2010/09/25撮影

Mapion

国道153号(下町)

下町公民館前から東を眺めたところ。
小川川に架かる根羽橋より西は、通称「下町(しんまち)」となる。

2010/09/25撮影

Mapion

国道153号(下町)

この通りが旧三州街道にあたり、通り沿いには根羽村商栄会商店街が形成されている。

2010/09/25撮影

Mapion

国道153号(下町)

県道10号との交点を西から眺めたところ。
道なりに進むと国道153号(坂町方面)、右に折れると県道10号(上町方面)となる。旧三州街道はここから県道10号を60mほど進んだ「ゴハンギョの道標」のところで左に折れ、狭い路地を抜けて国道153号に合流するルートをとる。

2010/09/25撮影

Mapion

国道153号(坂町・大畑)

根羽村役場

国道153号沿い、県道10号との交点から少し北に進んだところに建つ。
このあたりから北は通称「坂町(さかまち)」となる。

2010/09/25撮影

Mapion

国道153号(坂町)

根羽村役場前から南を眺めたところ。
道なりに進むと国道153号、左に進むと旧国道153号(旧三州街道)となる。

2010/09/25撮影

Mapion

旧国道153号(坂町)

根羽村役場近くの旧道。このあたりが根羽宿の中心地だったところ。
元々は役場前をショートカットする道路は無く、飯田方面から南下してきた三州街道はここを通り、突き当たりの「ゴハンギョの道標」のところを右折して下町に至るルートをとっていた。

2010/09/25撮影

Mapion

国道153号(大畑)

根羽村役場からさらに北に進んだところ。
このあたりから先は通称「大畑(おおばた)」となる。

2010/09/25撮影

Mapion

県道10号(下町・上町)

県道10号(下町)

県道10号(設楽根羽線)は、国道153号から分かれて南東に延びる通り。
写真は国道153号との交点から東を眺めたところ。このあたりは旧三州街道の一部で、通称「下町(しんまち)」に含まれる。

2010/09/25撮影

Mapion

ゴハンギョの道標

上町・下町・坂町の交わる角に立つ道標。1771年に建てられたもので、「此方 せんこう寺(善光寺)みち 此方 なこや(名古屋)みち 此方 不うらい寺(鳳来寺)みち」と刻まれている。村指定有形文化財。「ゴハンギョ」とは土地の言葉で高札場を意味するという。
名古屋方面から東進してきた旧三州街道は、ここで左に折れて北に進路を変える。

2010/09/25撮影

Mapion

県道10号(上町)

「ゴハンギョの道標」のある坂町・下町との交点を東から眺めたところ。
このあたりから東は通称「上町(かんまち)」と呼ばれる。

2010/09/25撮影

Mapion

県道10号(上町)

県道46号との交点を西から眺めたところ。
このあたりは、新城(愛知県新城市)と信州を結ぶ旧伊那街道に含まれる。

2010/09/25撮影

Mapion

矢作川沿いの風景(上町)

県道10号の平瀬橋から西を眺めたところ。
根羽の街は矢作川上流の川沿いに形成されている。

2010/09/25撮影

Mapion

最後までご覧いただき、ありがとうございます。




長野県に戻る

TOPページに戻る




inserted by FC2 system