呼続・桜(名古屋市南区)

2008年10月15日、2009年5月18日撮影

呼続(よびつぎ)・桜(さくら)は名古屋市南区の旧東海道に沿ったまちです。宮(熱田)宿と鳴海宿の間に位置し、昔から人々の往来が多く賑わいました。旧東海道に並行して名鉄名古屋本線が通り、街道沿いと駅前は今もちょっとした商店街になっています。
このあたりは全体に昔ながらの下町となっていますが、ゆるやかな起伏があり、景観はバラエティに富んでいます。


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呼続本通商店街(旧東海道)

山崎橋

旧東海道の山崎川に架かる橋。熱田から東へ進んできた東海道は、ここから進路を南東に変える。現在の橋は1964年に架けられたもの。右奥を名鉄の赤い電車が走っている。
この川を境に、南側は南区、北側は瑞穂区となる。北西に進むと堀田を経て熱田へ、北東に進むと新瑞へ至る。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

旧東海道沿いは呼続本通商店街になっている。昔は松並木が続いていたそうだ。
呼続という地名は、熱田・宮宿からの渡し船(七里の渡し)が出航する際、「船が出るぞ」と人から人へ呼び継いだことから名付けられたといわれる。ちなみに熱田からここまでは3kmほどの距離。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

この近くで、名鉄呼続駅方面へ続く呼続商店街と交差している。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

呼続郵便局付近。このあたりは「山崎の長坂」という坂道で、昔は今よりも急な坂だったという。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

かつてこのあたり一帯は海に囲まれていて、「あゆち潟」と呼ばれる美しい景色だったようだ。これが「愛知」の地名の由来になったといわれる。
あゆち潟は万葉集にも登場する有名な地名だが、江戸時代以降に干拓が進んで陸地となり、今は面影もない。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

この近くで、旧東海道は鎌倉街道と交差している。鎌倉街道は旧東海道が整備される以前にメインストリートだった道で、いわば「旧々道」にあたるが、現在はひっそりとしている。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街近くの路地

思わず探検したくなるような路地を見つけた。呼続小学校前交差点付近で。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街近くの路地

自転車でもすれ違いが難しいほどの道幅だ。

2008/10/15撮影

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呼続本通商店街(旧東海道)

名鉄桜駅の西側あたり。このままさらに南へ進むと笠寺地区に至る。

2008/10/15撮影

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名鉄呼続駅周辺・呼続商店街

呼続商店街

こちらは呼続駅前を北東から南西へ抜ける商店街。旧東海道とは直交している。
写真は呼続駅前の踏切から北東を眺めたところ。通過列車が非常に多い。

2008/10/15撮影

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名鉄呼続駅

呼続商店街沿いにある。金山から3駅目、名古屋から5駅目と近くて便利だが、普通電車しか停まらず、昼間はひっそりとしている。

2008/10/15撮影

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呼続商店街

呼続駅前から南西を眺めたところ。駅前はやや商店が多い。

2008/10/15撮影

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呼続商店街

呼続本通商店街(旧東海道)との交点から南西を眺めたところ。

2008/10/15撮影

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呼続商店街

2008/10/15撮影

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名鉄桜駅周辺・桜駅前通商店街

桜駅前通商店街

桜駅前を南東から北西へ抜ける商店街。
写真は市道環状線(新郊通り)との交点から西を眺めたところ。

2009/05/18撮影

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桜駅前通商店街

このあたりには、海辺で採れた塩を運ぶための塩付街道が通っていた。現在も、昭和区に塩付通という地名が残る。

2008/10/15撮影

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桜駅前通商店街

赤い電車が走っているところが桜駅前の踏切。
桜という地名は、谷間という意味を表す「さく」・「くら」に「桜」の字を当てたのが由来といわれ、桜の木とは直接関係ないそうだ。

2009/05/18撮影

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桜駅前通商店街

桜駅前の踏切から東を眺めたところ。

2008/10/15撮影

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名鉄桜駅

呼続駅の南隣の駅。こちらも普通電車しか停まらないが、地下鉄桜本町駅まで直線距離で400mほどなので、歩いて乗り換える人もちらほら見られる。

2008/10/15撮影

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桜駅前通商店街

桜駅の西側。ここからさらに西へ進むと呼続本通商店街(旧東海道)にぶつかる。

2008/10/15撮影

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桜駅西側の路地

桜駅前通商店街から南へ伸びる路地。居酒屋が並び、いかにも下町らしい路地裏の風景だ。

2008/10/15撮影

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市道環状線(新郊通り)

市道環状線(新郊通り)

呼続・桜地区の東部を南北に貫く幹線道路。この真下には地下鉄桜通線の桜本町駅がある。かつては市電が通っていて、このあたりに桜本町一丁目駅があったが、1974年に廃止された。
ここから北へ進むと新瑞地区(新瑞橋駅周辺)に至る。

2009/05/18撮影

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市道環状線(新郊通り)

旧東海道沿いや名鉄沿線とは対照的に、近代的な景観が続く。

2009/05/18撮影

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市道環状線(新郊通り)

通り沿いでは戦後約30年間にわたり、毎月6日・16日・26日に「六の市」が開かれていた。現在は場所を移し、笠寺観音で開かれている。

2009/05/18撮影

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市道環状線(新郊通り)

桜本町1丁目交差点から北を眺めたところ。

2008/10/15撮影

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市道環状線(新郊通り)

桜本町1丁目交差点から南を眺めたところ。

2009/05/18撮影

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市道環状線(新郊通り)

桜駅前通商店街との交点付近。かつては映画館などもある繁華街だったそうだが、現在はマンションが増えている。
さらに南へ進むと笠寺地区に至る。

2009/05/18撮影

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